小児科フェローシップについて

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 私は「家庭医療専門医コース」を修了後、多摩病院で家庭医のための小児フェローシップを履修しております。小児科について十分な研修を受けられない病院も多いなか、多摩病院の研修プログラムは、さらに学びたい人に対するサポートまで充実しています。

「小児は小さな大人ではない」とは、小児科でよく使われる言葉です。病気と併せて成長と発達を診ることが小児科では求められており、しかも患者本人だけでなく家族にも配慮して治療プログラムを考えなければなりません。それが小児科の難しい点であると共に、やりがいを覚えるところで、私が小児医療に力を入れている理由もここにあります。


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小児科の研修では、不慣れな子供相手で戸惑う研修医も多いようですが、研修が終わった後に彼らから、「小児科で研修して良かった」という感想を聞くことがあります。小児科では患者本人から言葉で十分な情報を得られない分、所見での診断力が求められますので、他科に移った時にここで学んだ経験が役に立つようです。それから、症状が改善して元気に自宅に帰る子供達の姿を見送る時の嬉しさは、格別なものがあります。

大学病院の管轄でありながらもコモンな疾病と出合える頻度も高く、各専門医が連携して治療にあたるなど、多摩病院では大変恵まれた環境の元で研修が受けられます。