副センター長メッセージ

nishiitv
今年度から臨床研修副センター長をしております西迫(にしさこ)と申します。
川崎市立多摩病院は開院から約10年と比較的新しい病院です。昨年度から臨床研修教育病院としての強化が図られており、今年度もさらに学生や研修医の皆様に最高の教育環境を提供することができるようにするべく、日々改善を続けております。
当院の研修病院としての基本方針は

1. 少しでも多くの症例に触れ、主体的に実地の診療経験を積むことができる環境を確保する。

2. 各研修医の意欲を最大限に育て、個々の能力として定着させるための学習、教育環境を常に提供する。

3. 各診療科や部署の垣根を越えて、研修医教育に一丸となって取り組む。
という3点に集約できます。

初期研修では、2年間を通して一定数以上の症例に直接診療経験をもつことができることが、非常に重要と考えております。当院では豊富な各診療科での症例のみでなく、指導体制の整ったER診療を通年で経験することができます。また手技や診療技術に対しても、各科ローテーションと独立して設定している内視鏡や腹部心臓の超音波検査、画像診断などの検査技能実践コースで確実な技能を習得することができます。しかし経験は時間経過とともに薄れ、それのみでは診療能力として定着しません。その後の学習により、経験を普遍的な知識として固めていく作業が必要です。当院の研修では学習環境のみでなく、それを発表して研鑽する場や、研修医間のみでなく医学生も含めた屋根瓦式の教育指導体制など、その知識を補強する仕組みを十分に整えております。これにより臨床経験は皆さんの血肉として確実に定着していきます。また、院外の協力研修施設も充実しております。異なる環境やメンバーの中で研修をすることで、より普遍的な実力を身に着けることができます。

当院は、医師同士のみでなく多職種間での連携が非常にスムーズなうえ、全員で研修医教育を行っていくという文化があります。その環境を最大限生かすため、すこしでも多くの診療科を皆様が研修し、経験できるように研修プログラムはデザインされております。
まずは、一度見学にいらしてください。見学は随時受け付けております。学年も当院での研修希望の有無も問いません。今後も皆様が充実した研修生活を送れるよう、精一杯サポートを続けていきたいと思います。これをお読みいただいた皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

川崎市立多摩病院 臨床研修副センター長 西迫 尚