初期の2年間をどう過ごすか

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 多摩病院は365日・24時間治療にあたる2次救急病院として、私を含めERの医師が常駐、各科専門医とも連携をはかってチーム医療を実現しております。
なんらかの不調のために病院を訪れた患者さんを救急で対応する経験は、研修医が将来、それぞれの専門科に進んだ時に、自分の領域以外の危険な状態にも気づいて治療をマネージメントできる能力が身に着くという点で、大変役に立つものです。これはERでの研修でぜひとも身に着けて欲しい能力です。

とはいえ、初期研修で救急外来に配属されたばかりの頃は、研修医の皆さんはとても戸惑われますね。ところが1年経ち2年経つと、多くの研修医が一人前の医師として、立派に診療にあたることができるようになります。
初期研修の2年間をどう過ごしたかで、その後の医者としてのスタンスが決まると言われるぐらい研修時期は医師にとって大切な時間です。では、どう過ごせばいいのかと聞かれれば、実に簡単な話で、自分が配属された場所で出来ることを一生懸命やるだけでいい。そういう医者は必ず伸びます。


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救命救急は厳しい医療現場というイメージがありますが、医者になりたいと思った最初の動機である「困っている人、苦しんでいる人の手助けをしたい」という思いさえあれば、誰でも十分に対応できるところです。